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山崎潤一郎

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yamasaki9999@gmail.com
Twitter:@yamasaki9999
血液型
O型
星座
蟹座
好きな音楽
70年代のロック
Little Feat、Jackson Browneあたりを中心にいろいろと聴きます。
でも実は、隠れプログレです。
「宮殿」のジャケット踏めません。でも、ELP「ラブビーチ」なら踏めます。
山崎潤一郎(やまさき・じゅんいちろう)
1957年生まれの蟹座のO型。
音楽制作業に従事する傍ら、IT系のメディアに寄稿するライターとしても活躍。日本に個人向けプロバイダーが登場した時代からインターネットを使いたおしネット系雑誌などで常に最先端の情報を提供してきた。Yahoo Internet Guide、日経コミュニケーション、@IT、西日本新聞などで執筆。さらに、株の取引を初心者向きに解説した「株の買い方・売り方が面白いほど分かる本」(中経出版)を執筆するなど、その守備範囲はネットだけにとどまらない。近著に 『ケータイ料金は半額になる! 』(講談社)、『iPhoneアプリで週末起業』(中経出版)
がある。


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2010年3月

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iPhone用の広角レンズの威力

iPhoneにクリップを利用して装着する広角レンズを購入した。eyeMobile 携帯電話用コンバージョンレンズ 超広角レンズ クリップ白 for iPhone3G KSW-1-WIというせ製品なのだが、これがどうしてなかなか楽しめる。

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ただ、絵が多少暗くなり、画面のスミに超広角特有の黒く弧を描くレンズが映ってしまうのは仕方ないようだ。それに、ピントもかなり甘くなる。

ただ、もともと、iPhoneのカメラは、けっこうショボイのでまじめに撮るというより、カジュアルに撮るためのもの。だから、かえってそれが、画質ウンヌンといったことは二の次で楽しむことができる。以下はその写真。おすすめです!

これは広角レンズを装着しない絵。
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レンズを使うとこんな感じ。

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ためしに愛犬を撮ってみた。

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ドライブレコーダーをクラウド化してみた

iPhoneでムービーが撮れるのであれば、車載キットを利用してドライブレコーダー代わりになるのではないかと考えて、さっそく実行してみた。
フロントガラスに吸盤で装着するタイプのキットを利用している。また、なるべく視野角を広げるために、別売りの広角レンズを購入してつけてみた。
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まず試したのは、iPhone内にローカルに録画する方法。以下が、その動画。ただし、時間を縮めてある。この方法の問題点は、動画の容量が大きくなること。アプリの設定にもよるが10分程度の録画で50MBを超える。とにかく録画しっぱなしなので、容量の問題はどうしようもない。

一定時間だけループして録画して、iPhoneにショックが加わると録画が停止するような、ドライブレコーダーに特化したアプリがあれば良いのだが、見つけることができなかった。自分で作ってみようかな。

そこで、次に行ったのは、USTREAMに保存する方法。これなら、容量を心配する必要はない。以下がその様子を記録したチャンネル。
http://www.ustream.tv/channel/drive-my-car1

ただ、ご覧いただくとわかるが、USTREAMのアプリがiPhoneを縦にして録画するモードにしか対応しておらず、映像が横に寝てしまう。車載キットがランドスケープモードにしか対応しないので致し方ない。

こうやって、約2週間使ってみたが、iPhoneからの中継だと画像が荒くてドライブレコーダーとして、果たして実用になるのかははなはだ疑問。
一度だけヒヤッとする場面があり、帰宅後、パソコンからそのシーンを確認してみたが、仮に事故になった場合、証拠として使えるかどうかは微妙な映像だった。

iPhoneの性能アップとUSTREAMアプリの動画圧縮能力がさらに高まって、もっと鮮明な映像を記録できるようにならないと、実用的ではないのかもしれない。

それと、ソフトバンクモバイルのインフラが悪いのか、それとも、iPhoneの感度がヘボなのか、動画が一連の1ファイルとならず、複数のファイルに分割保存されてしまう問題もある。たぶん、圏外などで接続に問題が起きているのだろう。

そういえば、ソフトバンクモバイルは、昨年の12月から、パケットの通信制限を実施しているが、USTREAM版ドライブレコーダーを続けていると、どこかのタイミングで制限を受けてしまうのだろうか。ちなみに、約2週間の利用で、パケット通信料金は、230万円に達している。ちょっと心配。

でも、先日の決算発表では、孫社長がUSTREAMを絶賛して、自分でもiPhoneを使ってUSTREAM中継していた。つまり、トップ自らがiPhoneとUSTREAMの利用を推奨しているわけで、僕はその理想的なユーザーということになる。だから、制限を受けることはないでしょう(だよね?>孫様)。

MacProのメモリーが死んだ件について

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結論を先に言うと、Apple純正のメモリーが2年間にわたり諸悪の根源だった。

現在、自宅で使っているのは、約2年前に購入した8コアのMacPro。購入時から調子が悪く初期不良の返品交換をしている。その後、MemoryAmerica(http://www.memoryamerica.com/)で通販購入した2GB×2=4GBのメモリーを追加装着して、合計6GBで使っていた。これがまた調子悪くて、けっこうな頻度でカーネルのタスクがフルフルの状態(アクティビティモニタで見ると真っ赤っか)になり、漢字変換やらが以上に遅くなる現象が起きていた。

一回、スリープにして再度復帰すると直ることがほとんどだったので、だましだまし使っていた、僕はてっきり、MemoryAmericaで購入したバルク品が何か悪さをしているものと思って、メモリーの位置を差し替え直したり、いろいろと試していたのだが、それでも改善しなかった。

しかし、先日とうとう、熱暴走状態になってファンがフル回転してフリーズする状態が頻発するようになり、それを何度か続けていると、立ち上がらなくなった。「やっぱ、安物のバルク品はだめだね」と思って、MemoryAmericaモノを外して、純正の初期状態に戻してやてみると無事に起動した。

しかし、システムのメモリーの情報を見るとどうも様子がおかしい。2枚一組のメモリーが1枚死んでいる。そう、実は、死んだのは、安物のバルクではなく、純正の方だったわけ。試しに、純正モノをとっぱらって、バルク品で4GB構成で起動してみると、実に快適なのね、これが。約2年にわたり、僕を悩ませ続けていたのは、純正のメモリーだったというわけ。

というわけで、気を良くして、またまたMemoryAmericaで4GB×2で8GBを購入(送料込みで約3万円弱)して、装着しておきました。合計12GBになったので、これでもって、超ヘビーデューティーなドラム音源(BFD2)も安定して走るようになる(といいなあ)。

今回の経験でもって、即、純正がだめで、バルクが良いよ、とは言わないけど、でも、Appleが公認したメモリーを取り寄せると、4GBで約4万円弱。しかし、バルクだと1万5000円もしない。なんだか、考えちゃった事件でした。

iPadでポケットオルガンが動いている!

っていうのは、まったくのウソで、ソニーのフォトフレームにPhotoshopで作った鍵盤画像を映しているだけ。ただし、こちらの液晶は10.2型で解像度も異なるので、完全再現は無理。
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「Pocket Organ C3B3 For iPad」は、大きなiPad上でシミュレートする鍵盤楽器だけに、iPhoneとは異なり、かなりの演奏性が要求されるだろうから、開発する以上、いろいろな鍵盤幅を試して少しでもベストな鍵盤仕様を考えないとね。いろいろな幅の鍵盤画像を作って疲れたわい。

下段がミニMIDI鍵盤と同等幅、上段が70ピクセル幅で、現行Pocket Organ C3B3の幅広鍵盤と同等。これなら親指も駆使して弾ける(はず)。

問題は、黒鍵の幅、黒鍵と黒鍵に挟まれた白鍵部分のエリアをどのように反応(白鍵の音を出すか黒鍵だけにするか)させるかの設定は、音を出してみないとわからない。悩ましい。今考えているのは、反応部分の切替機能を付けること。

それにしても、iPhoneのように小さな画面ならまだしも、このように大きな画面が、指の脂で指紋だらけになるのって、ちょっと抵抗があるなあ。まっ、拭けばいいんだけど。それにじきになれるだろうけどね。

欧州人は、「自分に甘く他人にも甘い」

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Twitterで教えてもらって、なるほどと腑に落ちたコラムがこれ。
ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由

欧州人は、「自分に甘く他人にも甘い」その一方、「日本の社会ほど自分に厳しく他人に厳しいという社会」だそうです。

僕は、欧州での生活の経験がないので、そんなものなのねと、感心しながら読んだのだが、長年フランス車に乗っているので、クルマを通してこのコラムの向こう側に見える欧州人気質みたいなものが理解できる。’

たとえば、これ(http://yamasaki.blog.smatch.jp/blog/2008/10/post-10f8.html)なんか、他人と自分にあまい結果出てきた製品としてのムラかもしれないし、他にも、シトロエンというクルマに乗っていると、「自分に甘く他人にも甘い」部分はたくさんある。

ただ、クルマの場合、甘すぎてユーザーの命を危険にさらすような事態だけは勘弁してほしいものだ。以前も書いたような気がするが、以下は、あるクルマ屋さんが体験したこと。ランチアというイタリア車で、事故回避のフルブレーキをかけたとき、当然、作動するはずのABSが効かなかったそうだ。

帰宅して、ボンネットを開けてABSの制御回路を調べると、左右から延びたABS回路の接続ハーネスが外れていたという。なんだ、と思ってハーネスを接続しようとすると、ケーブルが短く、とどかなかったそうだ。

つまり、工場のラインでで組み立てる際、担当の組み立て作業員は、ハーネスが短く届かないのを不良として報告も対処もしないで「まっ、いいや」てな感じで、蓋を閉めちゃったわけだね。さすがにここまで「自分に甘い」と、社会的に問題だろうけど、まあ、象徴的な話しではある。

●そこまで「自分に厳しく」するの? 日本社会

先日、教育テレビの番組でトヨタの下請け工場の生産ラインを紹介していた。そこは、プリウスの変速レバーの下に装着するカバーを作っているところだけど、ラインの責任者が自慢していたなあ。

「私どもの品質チェック体制は、針の穴にも満たない大きさの傷も見逃しません」

と真顔で言っていた。目をサラのようにして、傷の有無をチェックする担当者が映っていたので、ホントにそのようなチェックをしているのだと思う。

それを、
「すばらしい!日本製品はそれでなくっちゃ!モノづくり魂の神髄はそこにある!」
って捉えるか、
「そんな細かな作業に時間と労力を費やしているから、国際的に価格競争力を失うのだ」
と捉えるかは、見方と立ち位置による。

でも、納車されて、ユーザーがうっかりボールペンやコインを落っことしたら、それ一発で傷はついちゃうわけで、なにもそこまで「自分に厳しく」する必要はないでしょう、と思うのは僕がフランス車に乗っているからなのかなあ。それに、変速レバーのカバーの針の穴ほどの傷ごときでは、安全に支障はないと思うし。

なかなか面白いコラムでした。

つまみかんざしをイベントで販売

2月5日から7日までの予定で、川崎駅前のラゾーナ5階「アート&クラフトフェア」で妻が、つまみかんざしの展示即売を実施中。
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今回は、普段遣いの小物も用意している。ただ、初日で小物ばかり集中的に売れてしまい、残り少ないと、昨晩あわてて夜中まで制作していた。手伝ってやりたいけど、荷物運びくらいしかノウがないからね…
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iPadと電子出版について考えた

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AppleがiPadやiBookStoreを公表してからというもの電子出版に関する議論が白熱していて面白い。焦点は、「中抜き」による出版社の淘汰とそれに代わるシステムがどうなるかであろう。4年前からiTunes Storeに自社制作音源の楽曲を提供している立場から音楽を例に諸々のことを考えてみた。

確かに既存出版社の中抜きは起きる、と思う。ただ、AppleのiBookStoreに関して言うと、アグリゲーターという形の新しい仲介役が登場し、そこを経由しないとiBookStoreに作品を登録することはできない仕組みになるのではないだろうか。

色々と見聞きしていると、インディ開発者がApp Storeでアプリを提供するように、著述家が個人レベルでiBookStoreに作品を登録する、といったイメージで今回の話題を語っている人もいるようだが、Appleがそんな面倒な仕組みを提供するだろうか。書籍とアプリとでは話しが違う。

たとえば、iTunes Storeの場合、「iTunes Producer」(http://www.apple.com/jp/itunes/content-providers/)に登録することで簡単に自分の音楽を配信できるかのような記述があるが、個人やインディがAppleに登録を申し込むと「ここにコンタクトしろ」とアグリゲーターのリストが送付されてくるのみ。つまり、ある程度実績があり、年間を通じて一定以上のタイトル数をリリースするレーベルでないとAppleとは直に取引できない。iBookStoreも同様の仕組みになると予想している。

音楽のアグリゲーターの場合、日本だと携帯電話コンテンツのフェイスに買収されたライツスケール(http://www.rightsscale.co.jp/)が有名。弊社も当初はここを経由して配信を依頼していた。じゃあ、このライツスケールが、すべての個人やインディに門戸を開いているのかというと、実はそうでもない。やはり、一定以上の実績とタイトルリリースの計画がないと、受け付けてくれない。それに以前は初期取り扱い手数料が無料だったが、1年半ほど前から2000円/タイトルを徴収するようになった。加えて、実績からも2割を差し引かれてアーティストに分配される。つまり、Appleが3割引いて、そこからさらにアグルゲーターが2割をさっ引くわけだ。まあ、それはいい。話しを戻そう。

つまり、Appleにしてもライツスケールにしても、いくら配信だからと言って、それに付随する業務というか労働コストを考えると、なんでもかんでも、ホイホイとロングテールのテールに並べればいいや的な軽い感覚で取り扱うことはできないのだ。音楽の場合、取り扱い業務のすべてをシステムで回すことは難しく、なんらかの手作業的なプロセスが介在する。書籍も同様ではないか。

それは、弊社のようなAppleからみたら孫に位置するレーベルも同様で、iTunesに楽曲を出したいアーティストが縁故でもって依頼してくることもあるが、その業務的な手間(登録業務、管理、売上分配業務等)を考えると、どうしても内容や実績を精査してしまう。

もちろん、弊社のようなインディは、数字だけ追いかけているつもりはなく、「売れそうにないな」と思っても内容が面白ければ、数字は関係なく配信を受けるのだが、何でもかでもウエルカムではない。

iBookStoreにしても同様の力学が働くような気がする。アグリゲーターを介さないと個人やインディはiBookStoreに作品を提供できないわけだ。となると、そこには、一定のフィルタリングが機能して、それ相応の質の書籍がiBookStoreの店頭に並ぶことになる。もちろん、リアル書籍よりも、出版のハードルが下がることは間違いはないと思うが、ブログでも書くかのように猫も杓子もiBookStoreから電子書籍を出せるものではないと思うのだ。

ただし、iTunes Storeへの音楽提供の場合、海外に目をやるとTunecoreやCDbabyといったアグリゲーターが、個人やインディにも広く門戸を開放している。ここを通せば、金さえ払えば誰でもiTunes Storeに作品を提供することができる。上記のようなフィリタリング機能が働かないわけだ。

しかし、それは見かけのことで、実はここでもセルフフィルタリングが存在する。つまり、アーティスト自身が登録する楽曲を峻別するフォースが働くわけだ。それは、配信にコストがかかるから。

たとえば、Tunecoreの場合、10曲程度のアルバムを登録するのに、初期費用30〜40ドル(配信地域やストアの選択数により異なる)が必要になる。おまけに、年間更新費用として次年度から約20ドル徴収される。

で、何が起きるのかというと、「このアルバムあまり売れないから、更新費用もったいない、更新するのはやめよう」「初期費用かかるので、もっと良い作品にしてから配信しよう」というマインドが起きるのだ。Tunecoreは、実績等がいつでも閲覧できるので、登録者(アーティスト)自身がそのあたりのコスト意識に関して敏感になるわけだ。

もちろん、「売れなくても、店頭に並ぶことが大切」という考え方でコストを度外視する人もいよう。だが、そのような意識の人の数は一定数を超えることはないし、そのような人こそ、作品の質に対するこだわりを持つだろうから、おのずと、そこにもフィルタリング機能が存在することになる。書籍も同様な流れになると予想している。

では、既存の出版社がアグリゲーターとしての機能を持ち得るようになるのか、というとそれには疑問符が付く。アグリゲーション業務は、一種の仲介業なので利幅が薄い。出版社が今の業務形態を維持したまま電子書籍のアグリゲーションで食べていくのは至難のワザだ。

電子出版のアグリゲーションビジネスは、単なる仲介業でもなければ、既存の出版社とも違う。なんというか、小回りのきくプロデューサーのような立場の人がリードして、著述家の才能や作品の内容を見極めながら作品をAppleなんかに仲介する、といったイメージだろうか。だから、やろうと思えば1〜2人の会社でもこのビジネスは成り立つと思うのだ。いや、逆にそのような小規模でないと、回せないのではないだろうか。

天国(地獄)へようこそ〜シトロエンを購入した友人へ贈る言葉

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30年以上のつきあいのある友人がシトロエンC4ピカソを購入しました。彼にとって初めてのシトロエンです。クルマ好きの彼はクルマ全般の知識も豊富で、僕も教わることは多いです。だから、今回ばかりは、ここぞとばかりにシトロエン乗りとして、先輩風ふかしちゃいます。へへへ....。

初めて乗るシトロエンは、粗ばかりが目立つものです。20年近く前に初めて購入したZXは、それまで乗っていたクルマとあまりの違いに、最初どうしようかと思いました。鉄板むき出しでペナペナな室内と雑な仕上げ、日本の道路事情に合わないシフトプログラム、安っぽいドアの閉まり音、効かないエアコン、感度最悪のラジオ、うるさいエンジン音、チマチマ頻出するプチ故障…、欠点をあげつらえたら2時間はしゃべれます。

最初は後悔したほどです。なんでこんなクルマ買っちまったかなあって。でも、人間というのは、環境に順応する生き物です。1〜2か月も乗ったら、まあ、そんなものかと思うようになりました。

そして、半年ほど過ぎたときには、ZXサイコー!と思う自分がいたのです。長時間の運転も苦にならない包み込むようなたっぷり感のあるシート、矢のような高速直進性、鏡面を滑空するかのごとき高速走行…、そして何にもまして感じたのが、室内に流れるゆったりとして柔らかな空気感です。3年程乗った、スマート(メルセデス製だからドイツ車?)とは対極にあるキャラでした。

これらのシトロエンの美点は、すぐには感じ取ることはできません。半年とか1万キロとか走行した後に、ふっと、そして、じわ〜と、このクルマいいかも〜と思っているのです。シトロエンってそういうクルマなんですね。

そして、僕は、それから20年、4台のシトロエンを乗りました。今のC5も、1万5000キロを過ぎたあたりから、以前にも増してやわらかな空気感を醸し出すようになりました。こういう魅力はすぐには理解できないけど、でも一度はまっちゃうと抜けられないんですよね。

シトロエンっていうと、「フワフワな乗り心地」ってイメージを持たれているみたいですが、これってメディアが作り上げた幻想みたいな部分があって、実は、街乗りではけっこうバタバタします。以前、試乗した700万円もするシトロエン最高級のC6にしても、やはり中低速域ではバタついていました。「なんだ僕のC5と変わらないじゃん」と思ったものです。その一方で、何の加減かわかりませんが、ときおり見せるふんわり感が、おっ!これこそシトロエンって思うわけです。僕はシトロエンの乗り味を表現する際、「乗り心地が良いのか悪いのかわからない」という言い方をします。。

クルマ好きで知られる所ジョージさんが名言を吐いています。「世の中にクルマは2種類しかない。シトロエンとその他だ」と。昔に比べたらその個性は薄まったとはいえ、それでもまだまだ他と比較して「変なクルマ」であることは事実です。

というわけで、旧知の友が、シトロエン仲間になった祝いにブログを綴ってみました。近いうちに乗りに行くね〜