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山崎潤一郎

メールアドレス
yamasaki9999@gmail.com
Twitter:@yamasaki9999
血液型
O型
星座
蟹座
好きな音楽
70年代のロック
Little Feat、Jackson Browneあたりを中心にいろいろと聴きます。
でも実は、隠れプログレです。
「宮殿」のジャケット踏めません。でも、ELP「ラブビーチ」なら踏めます。
山崎潤一郎(やまさき・じゅんいちろう)
1957年生まれの蟹座のO型。
音楽制作業に従事する傍ら、IT系のメディアに寄稿するライターとしても活躍。日本に個人向けプロバイダーが登場した時代からインターネットを使いたおしネット系雑誌などで常に最先端の情報を提供してきた。Yahoo Internet Guide、日経コミュニケーション、@IT、西日本新聞などで執筆。さらに、株の取引を初心者向きに解説した「株の買い方・売り方が面白いほど分かる本」(中経出版)を執筆するなど、その守備範囲はネットだけにとどまらない。近著に 『ケータイ料金は半額になる! 』(講談社)、『iPhoneアプリで週末起業』(中経出版)
がある。


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2010年3月

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銀行は変則的な収入形態を嫌うの?


話を進める前に筆者が現在の住居を手に入れるきっかけとそれを取り巻く状況を説明しておきましょう。筆者の妻の実家は建築関係の家業を営んでいます。現在、3代目となる義兄が一人で切り回しています。そして、彼が日頃出入りしている地元の工務店があります。

そのため、家を建てるときにはまず義兄に相談しようと決めていました。そして、相談した結果、その工務店経由で、ちょうど相続税を払うために土地を手放したがっている地主がいる、という話を教えてくれました。さっそくその土地を見に行き、即決!というわけにはいきませんでしたが、紆余曲折の末その土地を購入することにしました。
その土地は、扇形をした変形土地ながら60坪の広さがあります。豪邸を建てるつもりなど毛頭ありません。というかそんなにお金がないので、十分すぎるくらいの面積と思い購入することにしたのです。

そして、この土地を決めたタイミングで、希望の間取りとそれに伴う総面積から、坪単価×ウン十万円といたおおざっぱな目安で、建物に必要な費用を算出しておきました。

ただ、用意した自己資金だけではその土地すらも買えなかったので、当然、銀行ローンの算段をしなければなりません。そこで、銀行巡りが始まりました。ですが、ことはすんなりとは運びませんでした。

つまり、なかなか希望の額を借りることができなかったわけです。銀行によっては、ほとんど相手にもされませんでした。実は、ここまで苦労したのには理由があります。筆者の収入体系が普通の会社員とはちょっとばかり異なっていたからです。

筆者は、20年近く勤めている音楽制作会社の従業員として給料をもらう身であると同時に自分でも有限会社を持っていて、そこの代表取締役でもあります。自分の会社は、主に、執筆活動を行うために設立したものですが、これが話をややこしくしたのです。

例え一方では、20年近く勤続するまじめな“給料もらい”であっても、もう一方で自分の会社を登記している以上、そしてそこからの収入も合算して申告している以上、いっぱしの経営者とみなされ、会社の事業内容や財務内容までチェックされてしまうのです。家を建てようと思った当時は、会社を興して1年半程度しか経っていなかったため、それもまた中途半端な印象を与えてしまったのでしょう。

どのくらいの住宅ローンが組めるのだろうか


家を建てるには当然ですが、ハンパじゃない金額のお金が必要です。その資金のほとんどは銀行から住宅ローンを借りての建築となったのはいうまでもありません。

その際、土地の購入から入居に至まで、どんなお金がどのくらい必要になるかある程度勉強して臨んだつもりでした。ですが、専門家でもない筆者がそうそう綿密な資金計画など立てられるはずもありません。

それに加え、不勉強、目論見の甘さなどが原因で「オイオイ聞いてないぞ!」というような、思わぬ出費を強いられる局面が随所にあり大いに慌てたものです。結局、入居後に正確に計算したらその総額は当初の予定より300万円近くもオーバーし、今後のためにと余剰しておいたお金まで底をつく有様でした。

そのような聞いてないゾ系のお金の話は追々盛り込むとして、まず心配したのは、自分はどのくらいの金額の住宅ローンが組めるのだろう、という部分です。

実は、そのタイミングでは、購入したい土地を決めており、土地の金額も分かっていました。後は、その土地の情報をもとに銀行と折衝をし、どの程度の住宅ローンを引き出し、それによりどの程度の上物を建てることができるか、になります。

そこで銀行周りを始めたのですが、その詳細に入る前に、まずは、私の収入形態やその土地に決めた背景などをご説明しなければなりません。

それは銀行との戦いから始まった

家を建てるということは、もしかしたら一生に一度の大事業です。楽しいこと、予期せぬ事、思い通り進まないことなどたくさんあります。筆者の場合も、銀行との折衝、土地の選定、設計や建築途中など、あらゆる段階で悲喜交々いろいろとありました。妻と意見が合わず険悪なムードになったことも数知れず、もう投げ出してしまいたいと思ったこともありました。

しかし、そんな苦労も、入居後初めてお風呂に入ったときには、頭の中の「良き思い出」という引き出しにしまい込まれて、ついにやったあ、家を建てて本当に良かった〜♪、と体中の細胞から歓喜の歌声が響き渡ったものです。
しかし、そんな喜びの瞬間への第一歩は、銀行との戦いから始まったのです。まずは、住宅ローンで苦労したお話から始めましょう。