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山崎潤一郎

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yamasaki9999@gmail.com
Twitter:@yamasaki9999
血液型
O型
星座
蟹座
好きな音楽
70年代のロック
Little Feat、Jackson Browneあたりを中心にいろいろと聴きます。
でも実は、隠れプログレです。
「宮殿」のジャケット踏めません。でも、ELP「ラブビーチ」なら踏めます。
山崎潤一郎(やまさき・じゅんいちろう)
1957年生まれの蟹座のO型。
音楽制作業に従事する傍ら、IT系のメディアに寄稿するライターとしても活躍。日本に個人向けプロバイダーが登場した時代からインターネットを使いたおしネット系雑誌などで常に最先端の情報を提供してきた。Yahoo Internet Guide、日経コミュニケーション、@IT、西日本新聞などで執筆。さらに、株の取引を初心者向きに解説した「株の買い方・売り方が面白いほど分かる本」(中経出版)を執筆するなど、その守備範囲はネットだけにとどまらない。近著に 『ケータイ料金は半額になる! 』(講談社)、『iPhoneアプリで週末起業』(中経出版)
がある。


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2010年3月

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無所属なることの悲哀

『取材こぼれ話』の長谷井さんが、「フリーってフリーターと紙一重なのよね、やっぱり」っておっしゃってますが、まさに同感です。

例えそれが法人成りした自営業者でも事情はまった同じなわけで、銀行からするとフリーターと同義語のようです。

名刺に「代表取締役」って肩書きを刷り込んでいる自分がドンキホーテになったようで、銀行担当者から冷たい視線を返された瞬間は、寂寞感をともなった空気がザザッと音を立てて全身に降り注ぐのを感じます。

まったく、この国の人たちは、相手を所属で判断するので、やりにくくてしかたないです。

銀行ローンの総括です


ローン希望額以上借りることができ、やっと夢実現への第一歩を歩み出した私の建築計画ですが、ローン金額の上乗せが、実現した理由は実に単純で、
・土地の部分において、実質購入金額よりも評価額が高かった。
・収入対する返済額基準上限に余裕があった。
だと認識しています。実際的には、他にもさまざまな要因が絡み合っているのでしょうが、まあ、当たらずとも遠からじといったところでしょう。

また、個人事業主などは、「公的な融資を利用すると良い」という話があります。実際、私も相談窓口の門をたたきました。しかし、マンションや土地付きの建て売りなどを購入する場合は、それなりに簡単なのでしょうが、土地を別途購入して、そこに注文住宅を建築するという場合は、銀行ローンとの組み合わせが必要だったり、抵当権の問題など、乗り越えなければならない面倒なハードルが多数あったため諦めました。
また、いざ、本格的な行動を起こそうとしたときには、金融公庫の縮小政策が発動された後だったため、窓口の対応がいきなり冷たくなり、「こりゃあかんワ」と思ったことも公的融資を断念した理由です。

最終的には、コネと自己アピールでY銀行から融資を勝ち得たわけですが、思えば皮肉なものです。これまでの貸し渋り体験では、有名企業や公的機関に勤める人にはホイホイと話に応じる銀行の態度を批判し、「メーカー製住宅じゃないので、希望額の8割ね!」では、住宅メーカーブランドお墨付きの寄りかかり風潮を否定した私ですが、最後の最後に追いつめられた形で頼ったのが、コネという“お墨付き”であり、有名出版社から本を出しているという“ブランド”だったわけです。

そういえば、友人のギタリストがマンションを購入するので銀行に融資依頼に出向いた際、職業をギタリストと言ったがために、ケンモホロロに追い返されました。しかし、2行目を訪問する際「●●学園ギター科講師」(実際教えている)と名乗ったら、ちゃんと話を進めることができたそうです。

まあ、世の中そういうもんなのネとこの体験を通じて1つオトナになった自分なわけです。

コネと自己アピールでやっと借りることができた



さて、そろそろ、オマエの苦労話はいいから、どうやって銀行からローンを勝ち得たのかその話を聞かせろ!という声が聞こえてきそうですね。私も、ネガな話題が続いたので、だんだんと暗くなってきました。他にもいろいろと苦労ネタはあるのですが、この辺で銀行ローンのお話を締めましょう。

最終的にはY銀行が希望額通り貸してくれました。というか、希望額以上貸してくれたのです。というのは、いろいろと発生するであろう予期せぬ諸費用、追加工事分、公的な費用など対する筆者の資金計画が甘く、「あと、このくらいは余分に見ておいた方がいい」というアドバイスとと共にその分も上乗せして面倒をみてくれたのです。
ああ、血の池地獄に降りてきた蜘蛛の糸とはこのことです。カンダタの気持が良く分かりました。では、他の銀行で断わられ続けた私がどうやってY銀行に融資を頼んだかお話ししましょう。実は、なんら特別なことはやっていません。コネの活用と自己アピールを行っただけなのです。

これまでのエントリーでご紹介したように、行く先々の銀行で冷たい仕打ちを受けてきた私だけに、このまま真正面からぶつかっていったのでは、ラチがあかないと判断し、建築を依頼している工務店の社長にお願いして銀行の担当者を紹介してもらうことにしたのです。

「メーカー製住宅じゃないので、希望額の8割ね!」でお話したように、地元で長く営業をしている工務店だけに銀行とのつきあいも長いであろうし、それなりの信頼関係が築かれているであろうと思ったからです。

そして、紹介されたY銀行担当者との初対面を迎えたわけですが、これまで私が行ってきた飛び込み型の融資依頼とは接する態度が違っていました。なんとなく優しい感じです。ファーストコンタクトの感触はバッチリでした。後で、わかったことですが、私の申し込みの後、担当者は即刻、購入希望の土地を見に行ったそうです。アクションが速いですね。やはりコネの威力は大きいのでしょうかねえ。

そして、次は自己アピールです。確定申告、事業の決算書、不動産関連情報の書類といった資料の他に、事業内容(私の場合、執筆活動の実績(出版社名や雑誌名)、最新の著書、などを添えて担当者に渡しました。これらの個人的な活動(=事業内容でもあるのですが)資料がどれほどの効果を発揮するのかは半信半疑でしたが、後日の打ち合わせで担当者が抱えていた私用案件ファイルにそれらすべてが整理されて保管されていたところを見ると、融資の判断材料にしていたことは確かなようです。

次回は、なぜ希望額以上借りることができたのかという分析と銀行ローン話の総括をお届けします。ご期待ください。

個人事業者収入は考慮しない


今は合併してU銀行になった当時のS銀行に住宅ローンの申し込みに行きました。この銀行は、最寄り駅のショッピングモール内に住宅ローンを専門に扱う窓口を設けていたからです。普通の支店とは違い、お店の雰囲気は実にカジュアルでした。

行員もジーパンとシャツという身軽な出で立ちで、これまでの堅くて渋いイメージとはほど遠く「ここならもしかして」という希望を抱かせるには十分な印象でした。

例によって、私の変則的な収入形態にも理解を示してくれました。ただ、最終判断は、行内上部組織の意識決定を待たなければ何とも言えないということで、書類を送付して検討してくれることになりました。
結果は、やはりNGでした。この銀行の場合、次のような判断を示したのです。前にも書いたとおり、私の収入は、20年勤続の会社からの給与収入と、自分で経営する会社の役員報酬の2本立てです。

借り入れ希望額は、その両方を合算した確定申告の収入をベースにしたものでした。しかし、この銀行では、「20年勤続の給与収入の方のみをベースにしたい。会社の役員報酬分の収入は考慮できない」というものでした。

これではとうてい借り入れ希望額にその基準が達しません。自分で会社を始めるにあたり、20年勤続会社の経営者と話をして、減給を受け入れるので時間をシェアしたいと申し出たので、給与収入はそれなりに低く抑えられていたからです。

給与収入に見合った銀行ローンを組めばそれですべてが丸く収まるのでしょうが、それではこちらの建築計画に狂いが生じます。この銀行もあきらめました。

どの銀行でも感じたのですが、個人事業の収入というは、彼らは基本的に信用しないという点です。まあ、気持は分からないではないですが、でも、なんだか変ですよね。

会社からの収入は、倒産・解雇などの外的な要因に左右されて誰も保証してくれるものではありません。しかし、個人事業の収入は自分が死ぬか病気にでもならない限り、本人の努力次第で確保できるものです。

実際に、ここの窓口担当者と話しをしているときにも、「銀行は公的資金で国が助けてくれるからいいね」という皮肉を言ってやったら、その行員は、ちょっとムキになって「会社は自分たちを助けてはくれません!」と言い返してきました。

まさにその通りなわけで、会社は会社の事情により社員を平気で切ります。しかし、個人事業は、自分が頑張ればその分の収入は確保されるわけで、単に表面的な部分で、給与収入と個人事業収入を比較した場合、給与収入の方が失われるリスクとしては、そちらの方が分が悪いような気がするのですが、私の考え方は間違ってますでしょうか?

まあ、給与収入が、上場企業とか公的機関から得ているのであれば、それに比べて個人事業が信用されないのも十分理解できるのですが、私の勤める20年勤続会社は吹けば飛ぶような零細企業です。それともそんな企業でも倒産しないで長く続いているというだけで、信用があるのでしょうか?

そんなわけで、私の銀行ローンをめぐる戦いの日々はまだまだ続くのでした。

メーカー製住宅じゃないので、希望額の8割ね!


さあ、貸し渋り体験の大暴露大会ガンガンいきましょう!
Y信用金庫のT支店での話。この支店の担当者は非常に親切で、私の収入形態を踏まえた上で、希望を最大限聞き入れるためにはどういった方法があるかなど、非常に真摯な態度で相談に乗ってくれました。前のエントリーでご紹介した「1行めはみごとに玉砕」と同じ信金ですが、支店(担当者?)が変わっただけこうも対応に違いがあるのかと驚きました。

実際、私の揃えたローンに必要書類の数々は、信金の手を離れ、その先の保証協会での検討に入ったのです。これで行く先々の銀行の冷たい対応から解放されるぞと、ホッと安堵したものです。だが、ここもだめでした。
その保証協会からの回答でズッこけてしまったのでした。それによると、土地のローンは全額OKだが、建物部分のローンに関しては希望額の8割程度しか貸せないということでした。そして、その理由を聞いてこれまたビックリ。

「銀行は変則的な収入形態を嫌うの?」でも述べた通り、筆者の家は義兄の紹介してくれた地元の工務店にお願いして建築してもらうことに決めていました。保証協会曰く、住宅メーカーで建てるのなら希望額に応じるが、地元の工務店の場合は8割程度に減額、というのです。

つまり、建物の資産価値を見た場合、有名メーカーのブランドの付いていない物件は価値が低いと判断されてしまったわけです。「地元の工務店が建てたノーブランド、つまりお墨付きのない物件は、売却する際にメーカ製と比較して値段が低くなる」(保証協会)というのがその最大の理由です。

おいおい、ちょっと待った!です。それってモノゴトの本質を見誤っていないですか? 例えば、家を買う人は、当然物件や周囲の環境を見て提示された金額に見合った物かどうか判断するでしょう。それ以上でも以下でもないはずです。でも、有名メーカーが建築した家ならそこに2割上乗せしても売れるというのでしょうか? にわかに納得できない話です。

そもそも、地元の工務店を馬鹿にしたとも受け取れるその姿勢が気に入りません。私の家を建ててくれた工務店は、地元で長く商売し、信用度も高く社長の人望も厚いのです。そして、これは設計段階に入ってから知ったことですが、自分が携わる家に対するしっかりとしたポリシーを持っています。

また、建築途中で分かったことですが、担当してくれた棟梁の仕事がすばらしい! 住宅メーカーが下請けにコストを極限まで切りつめさせて、建てさせる家と比較したらその仕事の丁寧さは雲泥の差でしょう。

自宅の建築中は、他人の家の建築現場も気になるもので、足を止めてはシゲシゲと眺めたものですが、例えば、我が家と同じような木造で、メーカー製建築物件を見ると、使っている柱の木、刻んだ木材の寸法の正確さ、仕事の丁寧さ、どれをとってみても、我が家の方が数段上なのはシロートの筆者が見ても一目瞭然でした。

例えば、10年後にメーカー製のコスト切りつめ物件と対決させたら、その質の高さからいって我が家の方が明らかに資産価値が高いと思うのです。

ですが、保証協会にとってはそんな事は問題ではないのでしょう。本質論議など関係ないのでしょう。大切なのは、ものごとの本質よりもブランドなのでしょう。メーカーのお墨付きなのでしょう。

ただ裏を返せば、保証協会をしてそういった考え方にさせているのは、我々ユーザーの家の選び方に原因があるとも言えるでしょうね。ブランドがついていれば安心とばかりに、盲目的な物件選びをする人々が多くいるのかもしれません。

そういえば、以前、欠陥住宅が各地で問題になっていたとき、秋田県の第三セクターである秋田木造住宅株式会社が建てた家の欠陥がテレビで取り上げられていました。

その被害者の多くが、「県が係わっているので信用していた」といった旨の発言をしていたのが印象に残っています。これなどは、行政というブランドを盲目的に信用したばかりに、現場を担当する業者や工事のチェック・監視がおろそかになっていたのでは、と思われても仕方がないのではないでしょうか。

というわけで、この銀行からの融資は、こちらの方からお断りすることになりました。断られ続けていたので、え〜い、気持ちよかったゼ。
でも、先の見えない銀行巡りが、まだまだ続くのかと、落胆でした…

「収入が安定していませんね」と言われてしまった…


もうこなったら、私が銀行から受けた冷たい仕打ちをぜ〜んぶ暴露してやるう!というわけで、お次は、住宅ローンの金利が安い(当時)ことで有名な、CM信託銀行のT支店でのお話です。

ここの、双眸の奥に人を冷静に評価する光をにじませた年齢の割には沈着冷静な若い融資担当者も、筆者の収入形態や職業体系を聞くやいなや、態度を警戒モードに切り替えました。

まあ、それには慣れっこになっていたので、こちらも淡々と事を進め希望の額を言います。で、最終的には案の定「私どもでもお受けできません」という結果に終わったのですが、話の途中で担当者が発した言葉にまたまたムッとした、というか今度は驚愕しました。
その担当者には、個人の過去3年分の確定申告を見せたのですが、その3年間というのは、ちょうど私の収入が右肩上がりで急上昇しているタイミングでもあったのです。

で、1年目の収入は、同い年のサラリーマンの年収と比較しても決して恥ずかしくない金額で、それをベースにその翌年、翌々年と急角度で上昇していました。収入的には、借り入れ希望額の条件を満たしていると自負していたこともあり、胸を張って見せたのですが、その担当者が発した次の一言に愕然としました。

「収入が安定していませんね」

おお!そう来たか! そうまで言われてしまっては、こちらとしてもグーの音が出ません。はいはい、わかりましたそうですか、と何も言わずに銀行を後にしたのは言うまでもありません。

あいや、それにしても、銀行マンの教えには「急成長するものは必ず急下降する」という文言が含まれているのでしょうかねえ。うーん。つまるところは、安定収入が保証された有名企業にお勤めの人にしか貸したくないということでしょうねえ。

ちなみに、その後の私の収入は、ほぼレベルで推移しています。

名刺もくれない融資担当者


Y信用金庫のK支店で、プライドをずたずたに引き裂かれた(ちとオーバーか)私は、2行めということで、個人向け住宅ローンに力を入れているという都市銀行のS(今は合併して名前が変わった)にトライしました。

融資担当者は、僕の変則的収入形態を聞くやいなや、鼻から相手にしたくない風がその言動に露骨に現れていました。その瞬間に私は「この銀行もだめか…」と見切りをつけてしまったのです。とはいえ、せっかく時間を作って赴いたのですから、一応は交渉してみました。
担当者は、さんざん渋ったあげく、最後にはこう言い放ったのです。「上場企業や公務員の方でしたら話は早いのですけれどねえ」だと! つまり、おまえのような小さな会社に勤めて、それに加えて海のものとも山のもとのとわからぬ零細企業の経営者などは眼中にない、という態度なわけですね。

さすがに温厚な私もこのときばかりはカチンときて「かつての大財閥系の上場企業の社員でもリストラで明日にも職を失う昨今なのに、未だにそう言う考え方でいらっしゃるわけですかあ〜」と言ってしまいました。

こんな態度の銀行といくら話ても時間の無駄と思いつつも、「必要な書類を揃えてまた相談にうかがいます」(おおなんと温厚で人間ができた態度)といって席を立ちました。驚いたことに件の融資担当者は最後の最後まで僕に名刺をくれることはありませんでした。
ホントの本当にお呼びでなかったようですね。

1行めはみごとに玉砕


いよいよ、最初の本題である銀行ローンの話についてお話しましょう。

まず、どの銀行から借りるべきか、3秒だけ悩みました。で、悩んでもしかたがないので、いつも前を通っている、Y信用金庫のK支店に話を聞きにいくことにしました。

確か金利も低水準でしたし、数行と交渉して一番条件の良いところから借りればいいや、くらいの軽い気持の、手始めとしてちょうど良いと思ったからです。しかし、これが苦労の始まりになるとは、この時は夢にも思いませんでした。
初めはにこやかな顔で対応していた担当者ですが、私の収入形態を聞いたとたん急に態度を硬化させるのがわかりました。会社を登記して一年半経っているのであれば、1回は決算をしているであろうから決算書を見せろというのです。もちろん、個人の3年分の確定申告を見せた上での話です。

幸い赤字にはしていないし、借入金もないので胸を張って見せました。まあ、売り上げはたいしたことないですが…。ちなみに、もしかしたら会社の決算内容も聞かれるかなと思い、書類を持参していました。

すると、これだけではわからぬから、今期半期分の決算を出せというのです。どうもそのあたりから、ますます態度がおかしくなりました。はっきり言って貸したくない感じが見え見えなのです。それならとばかりに私は言いました。

「今期半期分の決算を出すのはいいが、そこまで決算内容にこだわるのであれば、これから僕がどんなビジョンをもって事業に取り組んで今後自分の会社をどういう風にしようという気概を述べるから聞くか? そしてそれも審査の対象にしてほしい」と。すると恰幅のいい50歳くらいの融資担当者は、銀縁めがねの奥から冷たい目をして、こう言い放ったのです。「そういったことはいっさい考慮しません」

おいおい、ちょっと待て、です。会社の状態にそこまでこだわるのなら、未来の会社のあり方も聞くってのが筋ってもんだろうが、ええ?違うか? そしてそこから僕の経営者としての才覚を判断し、貸す貸さないを決めるのがオマエの役目だろうが、もし、それを考慮しないというのであれば、個人の確定申告だけを判断材料にしろ!と心の中で叫んだのです。

まあ、銀行としては、あらゆるリスクを考慮する必要があるので、“会社経営”の部分もしっかりと見る、という考え方も理解できぬことではありません。であるならなおさらのこと、「結果」ばかりを追いかけるのではなく、事業の内容とその将来性を、銀行員としての経験と知識でしっかりと判断して欲しかったのです。

というわけで、1行めのY信用金庫のK支店には、ものの見事に嫌われてしまい、玉砕したのです。