ウンコが詰まって水が溢れた
今日の僕はどうかしてました。朝から集中力がなく思考停止状態だったのです。
やってしまいました。
いつもより大きめのウンチが出たという自覚はありました。
とはいえ、それはそのような感覚がしただけであり、だからといって水洗トイレでのフラッシュを実行しない理由にはなりません。
●午前9時51分 1回目のフラッシュを遂行
水位がみるみる上昇し、排水パイプの見えない奥の方で巨大な城壁のごときモノが完全に水路を塞いでいるのが想像できる。城壁の隙間から流れ出る水流の影響だろうか微かな渦がペーパーの破片を回転させている。
●午前9時55分 2回目のフラッシュを遂行
水位が下がり始めたので再度のフラッシュを遂行した。その時、ゴボゴボという音が微かに耳朶を打った。光明が見えた気がした。だが、それは水圧により城壁が崩壊する天使の歌声ではなかったのだ。注入口近くまで達した水位に新たなフラッシュのほとばしりが注ぎ込まれる際の、水と空気の融合が産んだ振動音だった。
そのとき私は事態に何の進展もないことをいやというほど悟ったのだ。
●午前10時02分 3回目のフラッシュを遂行
ああ、私はその時、悪魔の歌を聞いてしまったのか、それとも別の人格が内奥に宿っていたのだろうか。極限まで上昇した水位を視野に入れているにもかかわらず、3回目のフラッシュを実行しルビコンの川を渡ってしまったのだ。
水位は一気に便器の上部を超え、ドウドウと音をたてながら床にむけてあふれ出てしまった。そのとき私の脳裏には、ナイアガラの滝のイメージが一瞬浮かんで消えた。
その水量は私の想像を遙かに絶するもので、トイレの外にまで楽々と達し、あたり一面を池のようにしてしまった。
おお、ここはお堀か千鳥ヶ淵か。カルガモが水面を滑空し、涼を求めて人々がボートをこぐ。
その後は、もう大変でした。いったい何枚のバスタオルを使ったでしょうか。千鳥ヶ淵の水位が下がることの代償としてタワワに水を含んだタオルの山が築かれ、完全に水を取り除きアルコール除菌を行うまでかかった労力は、それはたぶん私の2日分の労働に値するものでした。
水害には気をつけましょう。
上の写真は、完全に処理した後もなぜか、水が便器の付け根からしみ出してくるのでタオルを置いているの図。









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