なんと言っても衝撃だったのは、「Beat it」におけるEddie Van Halenのギターソロ。エディのギターのすごさはそれ以前から聴いていたから、なにを今さら感がなくもなかったけど、でも、Van Halenの曲の中で聴くのとはぜんぜん違うド迫力があったなあ。たぶん、マイケルの歌との相乗効果で1+1が4や5になった結果だろうね。それを演出したクインシー・ジョーンズというプロデューサーの才能には恐れ入ります。たぶんマイケルとエディがスタジオで会うことはなかったのだろうけど、クインシーに請われて、大きなマーシャルのアンプをひっさげて、黒人だらけのスタジオに現れたエディの姿を想像すると、ちょっとおかしい。
緊迫した空気が弛緩してちょっとしらけちゃったのは、残念だったけど、それがために、引っ込む前にうれしいハプニングもあった。「Behind the Veil」が終わった後、「機材の調子が悪くてごめんね」と謝って、スタッフの対応を待っていたのだけど、しらけムードとベックのご機嫌ななめにマズイ!と思った(と思う)ドラムのヴィニー・カリウタが突然ビートを刻みだして、ベースのタル嬢が即座にそれに呼応した。間を埋める即興セッションの始まりだ。
えーと、ちょっとマジメな話を。Lives In The BalanceでギターのMARK GOLDENBERGが弾いていたギターがすごかった。ゴダンの11弦ナイロンのフレットレスギターだった。弾くのがメチャ難しいだろうに、GOLDENBERGはいとも簡単に弾きまくっていた。この人は前からその職人的なプレイがすごく気に入っていたが、やっぱすごいと確信。ルックスは、どう見ても検尿ビン生活習慣病検査オジサン系なんだけど。
さて、最後の曲は、Running On Emptyでキマリ。ここでオーディエンス全員総立ちね。実はそれまでの曲が落ち着き系が多かったので、どうも立つに立てない雰囲気だったわけ。でもって、最後のノリノリのRunning On Emptyでオジサンオバサンは一気にほとばしったわけだわ。 GOLDENBERGのギターもカッコよいが、この曲はやっぱデビット・リンドレーのスライドが深く深く脳細胞に刻み込まれているだけに、デビット・リンドレーが聴きたい症候群にさいなまれる。
で、2回目のアンコールは、「先日の大統領選の結果は僕をとってもハッピーにしてくれたので、それに相応しい歌を歌うよ。新しい大統領がこんな人かどうかわからないけど…。 I Am A Patriotを歌うね」(大意)とのコメントの後に「僕は愛国者!」と歌い上げる。「共和党員でもなければ民主党員でもない。僕が知っている政党は“自由"だけ」(Copyright: 1984 Blue Midnight Music,ASCAP)というわけで、No Nukes以後、政治的な言動や歌詞が多くなった彼らしいエンディングでした。
で、ライブはこれで終了。おいおい待ってくれ。何か忘れてないか? 「ソング・オブ・お約束」はどうした。Take It Easyをなぜやらない。このブログによると大阪では、Take It Easyをやったそうではないか。JBとしては、「オーディエンスからのリクエストもないし、ノリもイマイチだし喉の調子も悪いし、きょうはまっいいかあ」てな感じでやめちゃったのだろか。
うーむ、それにしても、Take It Easyを聴きたかったなあ。古い曲が少なかったことに対する不満もくすぶっているようだし。24日の東京厚生年金会館のライブでは、Take It EasyはもちろんLate For The Skyの演奏があったようだ。おまけに、このブログによるとYOUR BRIGHT BABY BLUESまで演奏されたそうだ。往年の名曲ばっかじゃん。うーん、なんだか22日のライブだけハズレなような気になってきた…。いくらお気に入りの曲とはいえ、エンディングを人の曲(リトル・スティーブン)で締めくくるなよ…。
●2008年11月22日人見記念講堂セットリスト
01 Boulevard/Hold Out(オリジナルキー) 02 The Barricades Of Heaven/Looking East(E→E♭) 03 Everywhere I Go/I'm Alive(オリジナルキー) 04 Fountain Of Sorrow/Late For The Sky(F→E) 05 Time The Conqueror/Time The Conqueror(オリジナルキー) 06 Off Of Wonderland/Time The Conqueror(オリジナルキー) 07 Live Nude Cabaret/Time The Conqueror(オリジナルキー) 08 Culver Moon/Looking East(オリジナルキー) 09 Giving That Heaven Away/Time The Conqueror(オリジナルキー) 10 Doctor My Eyes/Jackson Browne(F→E) 11 About My Imagination/The Naked Ride Home(F→E)
10分のインターバル
12 Something Fine/Jackson Browne(F♯→F) 13 These Days/For Everyman(F→C♯) 14 For Taking The Troubles/The Naked Ride Home(オリジナルキー) 15 Lives In The Balance/Lives In The Balance(G→F♯) 16 Going Down To Cuba/Time The Conqueror(オリジナルキー) 17 Just Say Yeah/Time The Conqueror(オリジナルキー) 18 The Drums Of War/Time The Conqueror(オリジナルキー) 19 Far From The Arms Of Hunger/Time The Conqueror(オリジナルキー) 20 Rock Me On The Water/Jackson Browne(G→F♯) 21 The Pretender/The Pretender(G→F♯) 22 Running On Empty/Running On Empty(A→A♭)
アンコール1回目 23 The Load-out 〜 Stay/Running On Empty(G→F♯)
アンコール2回目 24 I Am A Patriot/World In Motion(オリジナルキー)
テープ式のディレイを使ったブライアンのひとりハモりソロは、少年の心にグサッと突き刺さり何かを落としていきましたです。そんな彼らもポップなロックの路線を歩みはじめ、なんとなく聴くのを遠ざかってしまい2枚目のアルバムまでが本当のクィーンだと思っている僕にとっては、それに追い打ちをかけるように『Radio Ga Ga』を聴いたときは、頭を抱えてしまった。
有限会社オフィスケチャップというところが、2006年に10月に「ビートルズ大学」という商標を出願している。しかし、これは本家本元のApple Corps Ltd.が日本の特許事務所を通じて異議申し立てを行い、2008年の1月に「登録後の本権利抹消(付与後異議)」という処分が下っている。
僕は、商標に関してはズブのシロートなのでこれが何を意味するのか詳しくはわからないが、いったんは商標として認められたもののApple Corps Ltd.の言い分が通って、最終的には権利が抹消されてしまった、ということなのだろう。間違っていたら教えてください。
そして、もう1件ある。こちらは、そのものズバリ!「ビートルズ」で商標登録されている。登録者は、北興産業株式会社というところ。ガーデニング用品など販売する会社だ。こちらは、1997年に登録されている。そして、こちらも、本家本元のApple Corps Ltd.が日本の特許事務所を通じて異議申し立てを行っている。ただ、こちらの方は、前者と違い、「最終処分」の項目が空白のままだ。これは、まだ決着していないということであろうか。誰か教えてください。
それ以来、海外で販売する場合のアーティスト名は、一応、ネット等で検索して他に存在しなかどうかを確認してから出すようにしている。さらに、ネット等で検索して同名が見つからなくても安心はできないので、先日などは、念には念を入れて、「Perfect Buddha Japan」(読経系ヒーリングリミックスプロジェクトです)と、最後に「Japan」を付けておいた。これなら、よほどのことがない限りかぶることはないだろう。
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